小学校から部活動が消えた?その理由とは?

子育て

長男が小学生だったときのことです。初めて小学校に部活動がないことを知りました。

昭和生まれの私は部活動があることが当たり前の感覚でした。子供が何部に入るかワクワクしていたのですが、まさか部活動が無いとは・・・事前調査などするはずもなく、当時はただただ驚きでした。

よく思い出すとたしかに、夕方はグラウンドや体育館でスポーツをしている生徒がいなかったなぁ、と。全国すべての小学校が同じではないですが、今、小学校から部活動が消えていっているのは事実です。

小学校の部活動が消えた理由とは?

いつから小学校に部活がなくなったのか調べました。すると、平成29年に文部科学省が、「学校における働き方改革に関する緊急対策」を発表しています。その中に、このような記載があります。

部活動については,学校の判断により実施しない場合もあり得るが,
実施する場合には学校の業務として行うこととなる。これらの業務は,学校の業務として行う場合であっても,必ずしも教師が担わなければならない業務ではない。

引用:学校における働き方改革に関する緊急対策

要するに、部活動を実施する場合、教師が顧問となるのであれば教師の「勤務時間」に含まれる。働き方改革が進んでいる現代では、小学校教師に大きな負担となっており、ようやく国が動いたということですね。

部活動については部活動指導員をはじめとした『外部人材』というように教師以外の者が担うことも積極的に検討すべきである。とも併せて記載されています。

小学校の部活動廃止のメリットとデメリット

社畜

廃止のメリット

働き方改革による対策なので、学校および先生方の負担軽減という点が一番のメリットでしょう。学校側も勤務時間についての問題が解消され、教師は授業に専念できます。また、休日に部活動があり出勤していた先生がいれば、その時間もなくなりますね。

採点する先生

廃止のデメリット

デメリットは生徒=子供たちが、部活動を通じて出来るはずだった仲間を作る機会が無くなることです。他にも大会等に向けて目標を作ることは、子供たちを人として成長させてくれます。また、部活動の中では先生・先輩・保護者などへ向けた挨拶や礼儀を学ぶこともあったでしょう。そういった子供たちの成長に関する部分でのデメリットが挙げられます。

スポーツを始めたい子供はクラブチームを検討する

どうしても小学生のうちからスポーツをさせたい場合は、クラブチームへ加入させることになります。クラブチームは、近隣のスポーツ用品店などで募集の掲示がされていたり、SNSでアピールされていることが多いです。また、知人などを通してクラブチームを紹介していただくこともあるでしょう。

クラブチームに加入される場合は、子供に合うチームなのか、指導方法はどうか、など一度子供と一緒に見学(体験)されることをおすすめします。

クラブチームには『強さ(技術等)を求める方針のクラブ』『フレンドリーでスポーツの楽しさを教える方針のクラブ』などクラブチームによって方針はさまざまです。また、遠征を多く行うクラブであれば、当然遠征費が発生します。宿泊の場合は同行する保護者の費用も必要となるため、月謝とは別に数万円、多いときは10万円以上発生しているという話も聞いたことがあります。

体育教師

まとめ

  • 小学校の部活動は、働き方改革による教師の負担軽減のため、廃止が増加している。
  • 外部の人材による指導が可能な場合は、部活動の継続を検討すべきとの方針がある。
  • 部活動はないが、スポーツを始めたいときは、クラブチームの加入を検討する。

小学校だけではなく、働き方改革はさまざまなところで実施されています。そして、教育機関では指導者不足の問題があったりと、問題は山積みで現代社会はこれからも益々変化していくことでしょう。

部活動は心と体を鍛える場所でもあり、無くなっていくのは大変残念ですが、世の中の流れに合った新しい方法を考えていくことも大切な事なのだと思います。

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